第18回 The 18th Annual Meeting of the Japanese Society for AIDS Research
日本エイズ学会学術集会・総会
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第18回日本エイズ学会学術集会・総会を開催するにあたって




                                       第18回日本エイズ学会学術集会・総会
                                                                 会 長 三間屋 純一
                                         (静岡県立こども病院 第一診療部長)
  HIV/AIDSは先進工業国の中で唯一日本のみが右肩上がりの増加がみられています。実際、昨年一年間の届け出状況は過去最高で、特に若年層男女の間でと顕著となっています。このような現状をみるにつけ、一般市民への啓発や教育が最も重要な感染予防対策である事を改めて感じるところです。これらのことから本学術集会のテーマを「広げよう 知識、育てよう 絆 −ふじのくに 静岡からのメッセージ−」といたしました。また、今回私が会長を務める事もあり、特別枠として会長シンポジウムを企画させて頂きました。そのタイトルは「HIV感染症と血友病―回顧と展望―」です。ご存知の通り我が国のHIV/AIDSは血友病患者さんで始まり多くの事を学びました。この点が諸外国と大きく異なり、その後の我が国におけるHIV/AIDS医療の有り方に大きな影響を及ぼしてきました。その為にも一度学会レベルで薬害エイズ問題をそれぞれ立場の異なる方々の間で議論する場を設ける必要があると判断しこのようなシンポジウムを企画しました。これに関連し、教育講演としてHIV感染血友病患者の現状について日米双方の演者によるお話しが用意されています。
  本学術集会では総会特別講演としてHIV発見者であるLuc Montagnier博士をお招きし、「AIDS Research: An historical survey and perspectives」と題して講演いただきます。また、県内「22大学緩やかな連携」組織の協力を得て 世界エイズ研究予防財団主催の特別公開講座「−HIV発見者 モンタニエ博士と語ろう− 今を生きる」を企画し、大学生をはじめとする一般市民の方にMontagnier博士と直接対話していただく機会を設けました。その他の学会特別講演として、基礎医学からはワクチン開発の話題、臨床医学からは抗HIV薬と治療について、社会系では若年者におけるエイズ予防教育に関して、それぞれの世界のリーダーである4名の海外演者をお招きしています。世界的には今やHIV/AIDSの脅威はアフリカ、特にサハラ以南およびインド・タイ・中国などのアジア地域の他、ロシアにも及んできており、まさに国の存亡にも関わる重大な問題となってきています。来年2005年7月には神戸において第7回アジア太平洋地域エイズ国際会議が開催されることもあり、国際シンポジウムでは「東アジアにおけるHIV/AIDS流行の現状と課題」と題してモンゴル・韓国・中国・香港・台湾・日本の6ヵ国の代表からその現状とその対策、将来への展望などが報告されます。基礎・臨床・看護・社会・心理のそれぞれの分野からは学会シンポジウムとして合計9題が予定されています。その内容は病態から薬剤耐性、HIVと妊娠や歯科診療の問題、チーム医療など、多岐にまたがる問題について海外演者を交え重点的に討議されます。
  一方学会の核をなす一般演題は学会員、プログラム委員、査読委員の皆様のご協力もあり最終的には290題が採用されました。その内、31題が優秀演題として採択され、口演のほか展示ギャラリーにてポスター展示をして頂きます。演者の皆様にはご負担になると思いますが、多くの会員の皆様に是非目を通していただきたいとの趣旨ですので、ご協力お願い致します。
  その他、教育セッション、スポンサーシンポジウム、ランチョンセミナー、サテライトシンポジウムなどいずれも魅力的な内容となっています。また、本学会は静岡県の後援をうけており、若者による若者のためのエイズ啓発イベントが静岡県主催で開催されます。
  以上、無料公開講座を含め盛りだくさんの内容となっていますが、これもひとえに多くの皆様の多大なご支援とご協力の賜物と感謝しております。また、献身的に学会運営に携わってこられた事務局スタツフならびに準備委員会の皆様にこの場を借り改めて御礼申し上げます。
  当日、会員の皆様はもとより、エイズに関わる全ての方々にお会い出来る事を楽しみにしております。学会の成否の鍵を握るのは参加者の皆様です。宜しくお願いします。

                                                                                    第18回日本エイズ学会学術集会・総会
                                                                                                         会長 三間屋 純一